デンソーグループの皆さんにお聞きします!
あなたが大切にしたいデンソーらしさを一言でいうと?
投稿いただき、ありがとうございました。
これからの変化もお楽しみに!
デンソーらしさ投稿
QRコード※誕生30周年
01. QRコード、特許出願から30年
1990年代初頭においては、輸送機器製造業を含め、さまざまな用途でデータを格納・利用する手段として主にバーコードの利用が進んでいました。しかし、格納できる情報量や必要となるスペースに制約があり、パソコンやネットワーク技術の向上による情報化社会進展とも相まって、より多くの情報格納・より小さなスペースでの表示などのニーズが顕在化しつつあり、そうした期待に応える、多様な環境で使用しやすい新たなコードの開発が求められていました。
1992年に、デンソーは当時すでに海外で開発されていた他の二次元コードの特徴も踏まえ、「大容量データ・省スペース・高速読み取り・誤り訂正(一部汚れや欠けがあっても読み取り可能)」を網羅する新たな二次元コード開発の方針を決定し、開発を開始しました。そして、さまざまな試行錯誤や、株式会社豊田中央研究所への誤り訂正機能に関する開発委託などを経て1994年にQRコードを開発、同年3月14日に特許を出願し、1999年6月11日に登録されました。QRコードという名称は、特徴のひとつであるクイック・レスポンスに由来します。
特許出願と並行し、国内外の幅広い活用を意図してさまざまな規格・認証を取得、用途開発にも努めてきました。また、コードに関する基本特許の無償化により、多様な企業・団体等による用途開発も模索されました。その一つが2002年に具体化された、携帯電話のカメラによるQRコード読み取りであり、前後して広まったQRコード生成アプリケーションと相まって、産業界だけでなく、一般の方々が利用できる用途への普及が進みました。
02.デンソー、IEEEコーポレートイノベーション賞~ QRコード開発とグローバルでの普及に貢献 ~
デンソーは、「QRコード」の開発、およびグローバルでの普及に貢献したとして、世界最大の電気・電子分野の国際学会であるIEEE※より、2023 IEEE Award「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞しました。
IEEEコーポレートイノベーション賞は、革新的な技術や製品などにより世界に大きな影響を与え、電気・電子分野の発展に寄与した企業や団体などに贈られる世界で最も権威ある賞のひとつです。1985年にIEEEにより設立されて以降、 IT企業や電機メーカーなど、世界の名だたる企業や団体が受賞しており、日本企業としては当社が6社目の受賞となります。
※The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.
アメリカ合衆国に本部を置く電気・電子分野の世界最大の国際学会で、現在160カ国以上に、40万人を超える会員を擁する団体です。「アイトリプルイー」と呼ばれています。
03. うんこドリル QRコード編
なんと、デンソーとあの「うんこドリル」がコラボしました。QRコードの誕生秘話から、現在はどのように使われているか、豆知識をふくめて、お子様でも楽しく学べます。
ぜひオンラインゲーム「くらしの進化~QRコード編~」にチャレンジしてみよう!
アンケートとクイズに回答いただいた方の中から抽選で「DENSO × うんこドリル くらしの進化」の冊子をプレゼントします。
04. 電車のドアで安全に貢献
電車のドアにQRコードが付いているのを、見たことはありますか?これは電車のホームドア開閉の制御システムで、駅天井のスキャナーが、ドアのQRコードを読み取っています。